Badehaus
2026年7月7日

ベルリンで活動する新進アーティストにとって、自分の音楽を届けられるステージを見つけることは何よりも重要です。2011年以来、Badehausはまさにその役割を担ってきました。Badehausがあるのは、フリードリヒスハイン地区のRAW(Reichsbahn-Ausbesserungs-Werk)。RAWは、かつて鉄道修理工場だった広大な敷地で、1999年にカルチャースポットとして生まれ変わりました。現在では、クラブやライブハウス、アートスペースなど、多様なカルチャーが集まる場所となっています。Badehausは、新しい才能にはその表現を真剣に受け止めてくれるプロフェッショナルな舞台が必要だという、シンプルな信念のもと、小さな音楽サロンとして始まりました。創設当初から、アーティストも観客も安心して過ごせる、誰もが歓迎される場所を提供し続けています。
現在、Badehausはベルリンで注目を集める新進アーティストや、ドイツで初めてツアーを行う海外アーティストにとって欠かせないライブハウスのひとつへと成長しています。Badehausを特別な存在にしているのは、空間のデザインだけでなく、アーティストに提供するステージのクオリティにもこだわっている点です。細部にまで、丁寧なこだわりが行き届いています。手仕事で仕上げられた温かみのある木製パネルから、音響に細やかに配慮して設計されたメインフロアの壁まで。Badehausは、クリアな音と優れたサウンドクオリティを何よりも大切にしたコンサートスペースです。バーエリアはライブエリアと分けられているため、ライブ中に周囲の音が入り込みにくく、観客は音楽に深く没入することができます。
オープン以来、このライブハウスは世界各地のアーティストを迎え、多様なジャンルやコミュニティから生まれる音楽を積極的に支援してきました。Marshallのサポートにより、Badehausのステージにはフルバックラインが導入され、新しい才能がステージに立つうえで大きなハードルとなっていた機材面の課題を解消しました。これにより、出演者が経済的な事情に左右されることなくプロ仕様の機材を使えるようになったことで、Badehausは新たな才能をより多くブッキングできるようになりました。また、ベルリンの地元アーティストと、地域を超えて注目を集める有望なアーティストを組み合わせることも多く、その中にはMarshall Recordsのアーティストも含まれています。こうしたイベントの多くは入場無料で開催され、より多くの人がライブミュージックに触れられる機会を生み出しています。また、これから活躍するアーティストにとっても、プロフェッショナルなステージで経験を積める貴重な機会となっています。
運営コストの上昇や競争の激化により、地域に根ざしたライブハウスを取り巻く環境が厳しさを増す中、Marshallは、こうした大切な場所を支え続けることがこれまで以上に重要だと考えています。Badehausにとって、それは本来の使命を続けていくことを意味します。まだ知られていない才能を後押しし、新しい音楽を真剣に受け止める場所への確かなニーズが今も存在することを示していくことです。私たちはともに、ベルリンの音楽シーンを支え続けています。 画像提供:Philip Daferner/Badehaus提供。







