
音楽を送る
レーベルやエージェント、プロモーターに興味を持ってもらうには、まずは最初の印象が大切です。しっかりと作られたEPK(電子プレスキット)があれば、自分たちがどんなアーティストで、どんな活動をしていて、どこを目指しているのかを伝えることができます。内容をきちんと整えれば、次のチャンスにつながるきっかけにもなります。 ここでは、しっかり伝わるEPKを作るためのポイントをご紹介します。
EPKとは?
EPKはElectronic Press Kitの略です。ひと言でいえば、アーティストやバンドの履歴書のようなもので、あなたの音楽活動を理解してもらうために必要な情報をひとつにまとめたものです。多くの場合はPDF形式で制作し、メールで送付します。サウンドやストーリー、これまでの実績を短くわかりやすく伝えるための資料です。
EPKに入れるべき内容
バンド名またはアーティスト名
ロゴ(ある場合)
公式サイトとSNSのリンク
メンバー情報
サウンドの特徴、これまでの主な活動、今後の方向性がわかる短いプロフィール
高画質な最新の写真
音源へのリンク(YouTube、Spotify、SoundCloudなど)
最近のメディア掲載実績やレビュー
今後のライブ情報
連絡先
押さえておきたいポイント
EPKとメールは、どちらも自分たちを紹介するための大切な入り口です。一番見せたい情報から始め、全体を見やすく整理し、内容は常に最新にしておきましょう。今後のライブ予定があれば、活動が続いていることを伝える材料にもなります。メールはできるだけ相手に合わせて内容を調整し、差出人がはっきりわかる形で送ることで、より人柄が伝わりやすくなります。送信前には、誤字脱字や内容を一通り確認することも大切です。
気をつけたいこと
レーベルは基本的にオリジナル楽曲を求めています。自分の実績は誇張せず、ありのままに伝えることが大切です。そのうえで、自分たちの音楽そのものが伝わる内容にしましょう。ライブで発揮できる強みをきちんとアピールすることも重要です。また、音源や資料は大きな添付ファイル(.zipなどの圧縮ファイル)ではなくリンクで共有し、相手がすぐに確認できるようにしておくのがおすすめです。メールを送ったあとは、返信を急がず少し時間を置き、あらためて連絡する際もフレンドリーで丁寧な姿勢を心がけましょう。
最後に覚えておきたいこと
レーベルが求めているのは、オリジナリティと可能性、そしてこれから伸びていく力です。EPKですべてを見せる必要はありません。一番良い部分をしっかり伝え、「もっと聴いてみたい」と思わせることが大切です。
強く、わかりやすく、そして印象に残るものにしましょう。